浮気現場を見たことは証拠になる？目撃時の対処法と証拠の集め方を解説！
2022.9.21
もしもあなたがパートナーが他の異性とラブホテルに入るのを目撃した場合、あなたが見たことは浮気をした証拠になるのでしょうか?
｢浮気現場を目撃した時にしたほうがいいことはなんだろう?｣と感じる方も多いと思います。
事前に、浮気現場を見た時にしたほうがいいことを知っておくと冷静に対応でき、裁判で有効な証拠を集めることが可能になるでしょう。
この記事では浮気現場を目撃したときの対処法や注意事項について解説し、また、適切な証拠集めの方法や法的に有効な証拠についてもご紹介するので是非参考にしてください。
目次
浮気現場を目撃したときの対処方法
ある日、｢パートナーの浮気を目撃してしまった｣という場合、目撃の瞬間やその後に取るべき行動があります。
パートナーの浮気現場を目撃しても、焦らずに落ち着いてその対処法をすることで、その後に取れる行動の選択肢が増えるのです。
浮気現場の状況やパートナーに気づかれているかによっても取る行動が変わってくるので、事前に対処法をしっかりと確認しておきましょう。
浮気現場を目撃したときの対処法を以下の3つ紹介します。
- スマホなどでできる限り証拠を残す
- 浮気の痕跡を調査する
- 探偵に浮気調査を依頼する
1.スマホなどでできる限り証拠を残す
浮気を目撃すると、動揺して証拠を残すことを忘れがちになりますが、スマホなどを使ってできる限り多くの証拠を残すことが大切です。
スマホのカメラでパートナーと浮気相手が一緒に写っている写真を撮影しましょう。
また、パートナーと浮気相手の2人のアップ写真だけでなく、どのような場所で密会しているのかを記録してください。
ラブホテルなどに2人で入っていく様子を証拠として残せた場合は、裁判を有利に進められる可能性があります。
浮気現場の写真についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ確認してください。
2.浮気の痕跡を調査する
浮気現場を目撃した場合、その前後の浮気の痕跡を調査しましょう。
たとえば、あなたが浮気を目撃した日のクレジットカードの明細を確認して、パートナーと浮気相手が食事やホテルなどに行っているか確認しましょう。
また、パートナーのスマホを確認できる場合は浮気現場を目撃した前後の日のSNSや、写真フォルダを確認してください。
ただし、パートナーであっても他人のスマホの中身を持ち主の許可なく確認することは不正アクセス禁止法違反です。
3.探偵に浮気調査を依頼する
浮気現場を目的した場合、自分で調査するのが難しいこともあり、さらに相手にバレてしまうと浮気証拠を隠滅される可能性もあります。
探偵に依頼すれば複数人で浮気の尾行を行い、急な状況変化にも対応してくれますので、探偵事務所に浮気現場を目撃したことを伝えましょう。
探偵はあなたから得た情報をもとにパートナーの行動を分析します。専門家に協力してもらうことで、その後の対応の選択肢が増えます。
探偵に浮気調査を依頼することで、パートナーが浮気したことの確かな証拠を手に入れられる可能性が高くなるでしょう。
浮気現場を目撃した後の対応について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
浮気現場を目撃したときの注意事項3つ
あなたがパートナーと浮気相手の浮気現場を目撃した際にどのような行動を取るかで、その後の展開が大きく変化することを覚えておいてください。
先述の通り、浮気現場を見たからと言って慌てて行動をしてしまうと浮気の証拠を隠滅される可能性もあるため、落ち着いて行動することが必要です。
こちらでは浮気現場を目撃したときの注意事項を以下の3つ紹介するので是非参考にしてください。
- 浮気現場に介入しないようにする
- 暴力をふるわないようにする
- スマホの中身を強引に覗かない
1.浮気現場に介入しないようにする
浮気を目撃すると感情が高ぶって浮気現場に介入してしまう方がいますが、その場でパートナーと浮気相手に怒りをぶつけるだけでは浮気の証拠は得られません。
むしろ、あなたが感情的になっていることを逆手に取って、パートナーと浮気相手は浮気に関する証拠を隠して言い逃れる可能性もあります。
パートナーも浮気をしていることがバレるとその後の行動が慎重になり、浮気の証拠が掴みにくくなるため注意が必要です。
パートナーに警戒されていたり、浮気調査をしていることがバレてしまった方は以下の記事も参考にしてください。
2.暴力をふるわないようにする
浮気を目撃したことで衝動的にパートナーや浮気相手に暴力をふるってしまう方がいますが、これは自分が逮捕されるだけでなく、離婚調停や慰謝料請求にも大きな影響が出る行為です。
離婚調停や慰謝料請求では自分が不利になるような言動は避けて冷静に対処することが求められますが、こちら側の言動をスマホなどで撮影されると、裁判における印象も悪くなります。
本来の浮気に関する争い以外の問題が増え、裁判が長引く原因になるので注意しなければなりませんので、暴力は決して振るわないようにしましょう。
3.スマホの中身を強引に覗かない
浮気現場を目撃後、帰宅してきたパートナーのスマホを強引に覗くのは違法性が高い行為です。
相手を脅したり、無理やりパスワードを聞き出してスマホの中身を覗いても裁判の証拠として認められない場合があります。
自分で浮気調査をすると違法行為をしてしまうリスクがありますが、探偵事務所に依頼すれば安全かつ合法的な浮気調査で裁判で有効な証拠を得ることができるでしょう。
すでに浮気現場を目的していることを伝えることで、探偵事務所が取れる選択肢が増えるので浮気調査を依頼する際の参考にしてください。
裁判や慰謝料請求に使える浮気の証拠とは?
裁判や慰謝料請求において、浮気の証拠として認められるものは限られていますので、裁判を有利に進めるために浮気の証拠として認められるものを用意しなければなりません。
もしもあなたが裁判や慰謝料請求を考えている場合、どういったものが裁判や慰謝料請求で有効に使える証拠なのか気になりますよね。
こちらで裁判や慰謝料請求に使える浮気の証拠について詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
浮気の証拠として肉体関係を証明できることが重要
浮気の証拠として認められる可能性が高い証拠はパートナーと浮気相手の間に｢不貞行為｣があったのか、｢肉体関係｣があったのかをを証明できるものです。
不貞行為は｢配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと｣であり、民法第770条第1項第1号において下記のように離婚事由として規定されています。
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
要するに、｢不貞行為｣とは婚姻関係にあるものがパートナー以外の人と｢肉体関係｣を持つこと指すので、｢肉体関係｣を証明することができれば、浮気の有効な証拠になるということです。
不貞行為や肉体関係を証明できる証拠とは?
パートナーと浮気相手の不貞行為や肉体関係を証明できる証拠は｢ラブホテルに出入りしている写真･動画｣、｢性行為をうかがわせる写真や動画｣が該当します。
また、探偵事務所に浮気調査を依頼して得られる｢調査報告書｣という書類も浮気の証拠として認められる可能性が高いとされています。
調査報告書は探偵事務所に依頼し、探偵が尾行や聞き取りなどから得られた情報をまとめたもので、探偵による調査は費用がかかりますが重要な証拠を得られる可能性が高いため、依頼することを検討してください。
浮気現場を目撃したことは証拠になるのか?
ここまで裁判や慰謝料請求で使える浮気の証拠について解説しましたが、浮気現場を目撃した事実そのものはどうなのでしょうか?
あなたがパートナーと浮気相手との浮気現場を目撃した場合、浮気現場を目撃したという証言が裁判で有効な証拠になるのか、大事な問題だと思います。
浮気現場を目撃した場合に使える証拠について解説しますので、焦らずに冷静に証拠集めを行ってください。
浮気現場の目撃証言だけでは証拠になりにくい
残念なことですが｢夫や妻の浮気現場を目撃した！｣という目撃証言だけでは、裁判で有効な浮気の証拠として認められる可能性は低いです。
先述の通り、裁判や慰謝料請求に使える証拠は｢ラブホテルに出入りしている写真･動画｣や｢性行為をうかがわせる写真や動画｣であることが重要になります。
実際に夫や妻が浮気相手が性行為をしている現場を目撃したとしても、目撃証言だけでは裁判を有利に進められない可能性が高くなるでしょう。
浮気現場の写真や動画は証拠になる
浮気現場を目撃した際に｢ラブホテルに入っていくところを撮影した｣、｢自宅でベッドで性行為を行っている場を撮影した｣という場合は、裁判で証拠として認められる可能性が高いです。
不貞行為の目撃証言だけでなく、写真や動画を証拠として残すことが重要になります。
たとえ性行為の最中でなくても、パートナーと浮気相手の肉体関係が推測されるものであれば証拠として認められる可能性が高いです。
注意点は｢キスは不貞行為にあたらない｣ため、写真や動画を撮影しても裁判が有利に進まないことが考えられます。
浮気の事実を自白させて録音･録画する
浮気現場の撮影に失敗してもパートナーや浮気相手の自白は重要な証拠になります。
相手を脅迫するのではなく、自分が浮気現場を目撃したことや写真などを突きつけてパートナーや浮気相手に浮気を自白させましょう。
自白を録音･録画しておくことで、相手が裁判で証言を変えた時に重要な証拠として提出できますので、不貞行為の現場を記録できなかったとしても諦めずに、パートナーや浮気相手に浮気を自白させて証拠を残しましょう。
浮気の事実をパートナーや浮気相手に自白させて録音･録画することは、裁判においてあなたを有利にしてくれる重要な要素になることを覚えておいてください。
浮気現場の目撃以外の証拠集めの方法
離婚調停や慰謝料請求を有利に進めるためには、浮気現場の目撃以外の証拠を集めておきましょう。
すべての証拠が裁判で認められるわけではありませんが、相手に浮気を認めさせるためにも様々なものを用意しておくことが重要です。
浮気現場の目撃以外の証拠集めは自分の力だけでは困難なため、探偵事務所に依頼して協力してもらうことをおすすめします。
ここからは浮気現場の目撃以外の証拠集めの方法を以下の3つ解説します。
- LINEやTwitterのやり取りを確認する
- GPSの記録を確認する
- 事前に探偵に浮気調査を依頼しておく
1.LINEやTwitterのやり取りを確認する
パートナーや浮気相手のスマホを確認させてもらって、LINEやTwitterのやり取りをスクショなどで記録しておきましょう。
LINEやTwitterのやり取りは双方が削除した場合は復元が難しいため、消される前に証拠として残すことが重要です。
LINEやTwitterを確認すると他の人との浮気が見つかる可能性もあるので、LINEやTwitterのやり取りの内容や日時をしっかりと記録して、相手が言い逃れできない状態にすれば、パートナーも浮気を自白する可能性が高くなります。
ただし、パートナーの許可なくスマホの画面を見たり、LINEやTwitterのやり取りを調べることはプライバシーの侵害になる可能性があるので注意してください。
LINEやTwitter、そのほかのアプリ・SNSで浮気調査をする方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください！
- LINEで浮気調査する方法とは？裏技や注意点
- 浮気調査にも使えるLINEで削除されたトークを復元する方法5選
- Twitterで浮気調査する方法を解説！証拠として有効なのか？
- Instagramで浮気調査する方法とは？NG行動も解説
- マッチングアプリでの浮気を見破る方法は？やめさせる方法も解説
2.GPSの記録を確認する
スマホやカーナビなどのGPSを搭載した機器は通ったルートが記録されていることがあります。
GPSの記録から浮気相手の自宅を訪れていることが発覚する事例もあるため、証拠としてデータを確認しましょう。
双方の自宅以外にラブホテルや旅館など不貞行為を疑う場所に訪れていることもあり、仕事や普段の遊びと関係ない場所に訪れているものは重要な情報として活用できます。
そして、もしもあなたがGPSを使った浮気調査を考えている場合、GPSを使った調査が失敗した時の対策も気になりますよね?
こちらの記事でGPSを使った浮気調査に失敗した時の対策について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
3.事前に探偵に浮気調査を依頼しておく
もしもあなたのパートナーの浮気に関するスケジュールが把握できていた場合、事前に探偵事務所に浮気調査を依頼しましょう。
自分一人の力だけではパートナーの浮気現場を目撃しても浮気の証拠を確保できないことがあるためです。
探偵が浮気調査をする場合、複数の人間で行動しているため急な状況変化にも対応でき調査の成功率も一人の時と比べて大幅に上がります。
ラブホテルに入っていく場面を写真や動画で残せる可能性も高くなり、重要な証拠が得られ、また、探偵が調査したものは｢調査報告書｣として裁判の証拠で活用できるため参考にしてください。
浮気現場を目撃したことは証拠になる？｜まとめ
- 浮気現場の目撃証言だけでは浮気の証拠にならない
- 不貞行為は大きな浮気の証拠となる
- 浮気現場を目撃しても落ち着く
- 探偵事務所に依頼するのもおすすめ
浮気現場を目撃した場合に証拠になるかについて解説しました。
目撃証言だけでは離婚調停や慰謝料請求で有利に進めることが困難で、｢不貞行為｣を証明するために浮気現場の写真や動画を記録し、肉体関係を証明できると証拠として認めてもらえる可能性が高くなります。
浮気現場を目撃して相手を脅迫したり、暴力をふるったりするのは、自分を不利にするだけでなく逮捕されてしまう行為なので決してしてはいけません。
浮気現場を目撃したという事実をもとに、パートナーや浮気相手をどのように問い詰めていくのか冷静に考えて行動しましょう。
自分の力だけでなく探偵事務所に依頼することで、より浮気に関する証拠を多く得られるので、探偵事務所に浮気調査を依頼することもおすすめです。
浮気を追求する際は冷静さが大切なので落ち着いて対応してください。
浮気調査でおすすめの探偵事務所を確認する！
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