浮気と不倫の違いとは?慰謝料請求のしやすさや金額について解説!
2023.10.30
浮気や不倫というのは、パートナー以外の異性に惹かれたり、肉体関係をもったりする行為ですが、浮気と不倫の違いって何だろうと疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では浮気と不倫の違いや、浮気と不倫では慰謝料請求のしやすさは違うのか、また慰謝料の金額に違いはあるのかを詳しく解説しています。
さらに、パートナーの浮気や不倫が発覚した場合に取るべき行動も具体的にお伝えしていますので、是非参考にしてみてください。
目次
浮気と不倫の明確な違い5つを解説
浮気と不倫の違いは何なのかをよく分からない方も多いのではないでしょうか。
なんとなく「不倫は暗くて重い」「浮気は気軽な感じ」というイメージがあるかもしれませんが、実際どのような違いがあるのか以下の5つを解説します。
- 結婚してるかどうか
- 肉体関係があるかどうか
- 継続した関係かどうか
- パートナーとの間に与える影響
- 相手との時間の使い方
1.結婚しているかどうか
浮気か不倫かの大きな違いは独身か既婚かということです。
一般的に結婚している者が配偶者以外の者と肉体関係をもつことを不倫と言い、独身同士のカップルのどちらかが他の異性に好意を持ったり肉体関係をもつことを浮気といいます。
しかし、浮気相手が既婚の場合は不倫になります。つまり、独身同士なら浮気、どちらかが既婚なら不倫ということになります。
浮気・不倫について解説した記事もありますので、あわせてご覧ください。
- 同棲中の彼氏が浮気する原因とは?対処法や慰謝料についても解説
- 新婚なのに不倫・浮気をする理由とは?予防法や対処法を解説
- 婚約中の浮気で慰謝料は請求できるのか?条件や請求方法を解説
- 結婚前の浮気でも慰謝料は請求できるのか?相場や体験談をご紹介
2.肉体関係があるかどうか
既婚者の場合は肉体関係を他の異性ともてば、それは貞操義務に違反していることとなり不倫となります。
逆に既婚でもデートや食事だけ、キスやハグだけの関係なら不倫に該当せず、あくまで肉体関係があるかどうかで判断します。
ちなみに独身同士のカップルの場合で、どちらかが他の異性と肉体関係をもっていても、その相手も独身なら不倫ではなく浮気ということになります。
3.継続した関係であるか
既婚者が数か月間の間、不貞行為を行っていたとしても、肉体関係をもつ相手が一夜限りなど毎回相手が違う場合や、1〜2回だけ、不定期な場合などは深い関係にならないため、浮気と捉えられることもあります。
反対に長い月日、同じ相手と関係が続いている場合は不倫と判断されることが多いです。
4.パートナーとの間に与える影響の違い
浮気と不倫には「夫婦関係に与える影響の大きさ」という点で大きな違いがあります。
単なる浮気の場合であれば一時的な喧嘩に発展することはあるでしょうが深刻な事態にはならず、最終的には関係を修復できることがほとんどです。
しかし既婚の場合は不貞行為を行うことによって、慰謝料を請求されたり、別居や離婚に発展する可能性がありますので、不倫はパートナーに与える影響が大きいといえます。
5.相手との時間の使い方の違い
浮気と不倫であれば相手との時間の使い方も異なり、浮気であれば会って食事などをした後にすぐホテルへ向けうことがほとんどです。
ですが不倫では恋人のようなデートや高級な食事などをするのがほとんどで、かなりお金をかけてゆっくり二人の時間を過ごす方が多いとされています。
浮気の違法性について解説した記事もありますので、あわせてご覧ください。
浮気と不倫は慰謝料請求のしやすさに違いはある?
浮気であっても不倫であっても、パートナーに裏切られた気持ちはとても悲しく、相当な精神的ダメージを受けてしまいます。
パートナーと復縁するか離婚するかは別として、慰謝料を請求してすっきりしたいと考える方も多いはずです。
たった一度の浮気と長年続いている不倫では、請求のしやすさに違いはあるのでしょうか?
浮気と不倫では慰謝料の請求のしやすさは異なる
婚姻関係を結んだ夫婦であれば、その二者の間には不貞行為(配偶者以外との性行為など)をしてはならないという貞操義務が存在します。
仮に結婚しているパートナーが不倫していたとなれば、精神的苦痛を受けた理由から慰謝料を請求することが可能です。
ただ一方で恋人は自由恋愛であることから法律による規制がなく、基本的に浮気で慰謝料を請求することは難しいでしょう。
慰謝料の請求には決定的な証拠を掴んでいるかが重要になっており、調査のノウハウを豊富に持った探偵による浮気調査がおすすめです。
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浮気と不倫で慰謝料が請求できないのはどんなケース?
浮気と不倫では慰謝料の請求のしやすさには変化がなく、様々な観点から額が計算されます。
では逆に、慰謝料が請求できない場合にはどんなケースが想定されるのかも解説します。
相手が既婚者であると知らなかった場合
浮気・不倫相手が既婚者であることを知らず、またその信じ込みに過失がなかった場合には慰謝料の請求が認められません。
慰謝料の請求を認めるかどうかには故意や過失があるかどうかが非常に重要な争点となります。
ここでいう「過失」とは「不注意によって生じた過ち」、「故意」は「わざと」といった意味で、両方が認められて慰謝料を完全に免れたケースは非常に稀です。
ほとんどが過失のみ認められるパターンで、基本的には慰謝料の金額が減額されることとなります。
浮気・不倫の前に夫婦関係が破綻していた場合
浮気や不倫が始まる前から既に夫婦関係が破綻していた場合には、慰謝料を支払う必要はりません。
これは最高裁判所の平成8年3月26日判決で、浮気や不倫によって夫婦関係が危機に陥ったわけではないために保護する必要がないと判断されたためです。
ただ「夫婦関係が破綻しているかどうか」の判別はかなり繊細で、ただ別居していたり「離婚したい」と思っていただけでは破綻していたことにはならない点に注意が必要です。。
また慰謝料の支払いが完全に免れたケースは少なく、基本的には減額といった判決になることがほとんどのようです。
浮気・不倫があった当時から時効を迎えている場合
浮気・不倫が発覚してから3年以上が経過している場合には、時効となり慰謝料の請求ができなくなります。
ただ浮気・不倫の時効を延長する方法もいくつかあり、その中でも代表的なのが慰謝料の支払いや交際中止を求める文言を添付した内容証明郵便の送付です。
1度きりしか使えませんが時効を6ヶ月も延長することができるため、裁判などをするまでの時間稼ぎをしたい方にはまさに最適な手段と言えるでしょう。
浮気・不倫における慰謝料の時効については、こちらの記事で詳しく解説しておりますのでぜひご覧ください。
浮気と不倫の慰謝料の金額相場に違いはある?
既婚者が他の異性との肉体関係をもった場合、配偶者は浮気の回数に関係なくパートナーに慰謝料を請求することができます。
慰謝料の金額というのは、浮気だから低く不倫は高額になるというものではなく、相手の収入、不倫の期間、精神的苦痛の度合い、不貞行為によって夫婦に与えた影響などを考慮して決定します。
そういったことから、たった一度だけの浮気と言われる程度のものでも、不貞行為を行ったことには変わりはないので、慰謝料を請求することができます。
ただし、そのような場合は慰謝料の金額は低くなりますし、その浮気が理由で離婚することは認められる可能性は低いです。
浮気・不倫の慰謝料についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
- 浮気・不倫の示談金の相場はどれくらい?請求方法と未払いの対処法を解説
- 浮気調査の費用も慰謝料として請求できるのか?費用相場や有効な証拠も解説
- キスは浮気・不倫になる?慰謝料相場や男女の考え方
- 不倫・浮気相手が慰謝料を払わない場合の対処法6選!注意点は?
浮気・不倫が発覚した際に取るべき行動
もし、配偶者が浮気や不倫をしていることが分かった場合、パニックになって感情的になったり、ショックで何も考えられなくなったりするかもしれません。
冷静になって気持ちを整理したら、下記2つの取るべき行動を参考にして、離婚するのか復縁するのかを考えましょう。
- 冷静に状況を整理する
- 今後どうするかを考える
1.冷静に状況を整理する
パートナーの浮気や不倫がわかった際に最も避けるべきなのは「焦って問い詰めること」で、不用意に警戒心を高めてしまうと証拠も掴みにくくなってしまいます。
まずは冷静になって、帰宅の時間や外出の頻度などの変化を集めたり領収書やスマホのメッセージなどからコツコツと証拠を集めるようにしましょう。
どうしても浮気や不倫の証拠が掴めない場合は、証拠集めのプロである探偵に浮気調査を依頼してみてもいいかも知れません。
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2.今後どうするかを考える
証拠が集まってきたら、その状況を踏まえて今後自分がどうしたいかを考える必要があります。
浮気であれば別れるかどうか、不倫であれば離婚をするかしないかが大きな選択肢となっており、どちらを選ぶかによって取るべき行動は大きく変わるでしょう。
2-1.関係を修復する場合
関係を修復したいのであれば、最も重要なのは2人でじっくりと話し合うことです。
冷静にこちらが掴んでいる証拠を見せた上で、相手に謝意があり「もうしない」という意思があるかを確かめるようにしましょう。
また浮気や不倫のきっかけや原因になったことがあるのであれば、再発防止のためにも聞き出しておくのがおすすめです。
2-2.関係を終わらせる場合
浮気や不倫を許せなかった場合は浮気であれば恋人関係を解消し、夫婦の不倫の場合は離婚という選択肢を取る必要があります。
離婚でまず考えなければならないのは慰謝料請求や子供がいた際の養育費、親権などを定めた条件で、1人で進めるのが不安であれば弁護士などの法律の専門家に依頼するのがおすすめです。
専門家に依頼すれば様々な書類の作成や手続きも代行してもらえるため、自分の労力を使わずに離婚の手続きを進めることができます。
浮気・不倫の証拠を掴むには探偵事務所へ依頼しよう
確実に慰謝料を手にするためには、浮気・不倫をしていたという証拠が必要になりますし、それは裁判で通用する決定的な証拠として立証できるものに限られます。
もし裁判で慰謝料を請求しようと考えているのなら、経験豊富な調査のプロである探偵に相談してみることをおすすめします。
ここからは浮気調査・不倫調査を探偵に依頼するメリットを以下の4つ解説します。
- 合法な調査で確実な証拠を手に入れることができる
- 誰にも知られずに調査ができる
- 自分の大切な時間を使わなくて良い
- 浮気の現場を見なくても良い
1.合法な調査で確実な証拠を手に入れることができる
尾行、張り込み、聞き込みによる調査が許可されているのは、探偵業法によって、届出がなされた探偵業者だけとされています。
もし一般人がそれらの調査を行えば違法行為となり、証拠として認められないばかりか、逆に訴えられる可能性があるのでおすすめできません。
2.誰にも知られずに調査ができる
誰かに相談して、もし他人の耳に入ったらどうしようと一人で抱え込んでしまう方も少なくないと思いますが、探偵は調査していることや調査の内容を一切外部に漏らすことなく全て秘密にします。
また聞き込み調査では、浮気の調査と勘付かれないように完璧な設定のもと行いますし、尾行や張り込みに関しても、ただの通行人などに装って調査するのでバレることなく安心して任せることができます。
3.自分の大切な時間を使わなくて良い
例えば、自分で尾行をするとなると、仕事を休んだり家事や育児ができなくなったりと自分や家族の生活にも影響を与えます。
その点、探偵は調査だけに集中するので、長時間や長距離の追跡も可能です。
費用はかかりますが、時間だけではなく、成果も得られるなら決して高いものではないはずです。
4.浮気の現場を見なくても良い
自分で尾行をしていた場合、配偶者の浮気現場を目の当たりにして果たして冷静でいられるでしょうか。
その上気付かれないように写真や動画を撮れる人は稀だと思われますし、その精神的苦痛は計り知れず、復縁したとしてもトラウマとなりずっと辛い思いをする可能性があります。
しかし、探偵に依頼すればあなたが直接浮気現場を見ることはないため、精神衛生上の問題もクリアできるので安心です。
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浮気調査の成功率は探偵事務所の力量が左右する部分がかなり大きいことから、しっかりした実績のある探偵事務所に依頼できるかどうかが証拠に直結します。
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浮気と不倫の違いとは?|まとめ
浮気と不倫の違いは結婚しているかいないかの違いです。
しかし、既婚者でも一夜限りや1〜2回程度なら深い関係ではないため浮気となる場合もありますし、独身同士のカップルの場合は浮気になりますが、浮気相手が既婚者の場合は不倫になります。
そして、慰謝料請求できるのは、婚姻関係にある配偶者のみで、独身のカップルの浮気の場合は法的に認められた関係ではないため慰謝料の請求はできません。
もし慰謝料請求を考えているなら、プロによる浮気調査で裁判でも使える証拠を押さえるのがおすすめです。
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職業別の浮気・不倫について解説した記事もありますので、ぜひ参考にしてください。