浮気を防止する方法を解説!パートナーに浮気させないための対策とは?
2022.10.14
「浮気は男性がするもの」というのは、もはやステレオタイプの古いイメージです。
女性の社会進出が進んでいない時代では「浮気・不倫をする=家庭を失って路頭に迷う」という考えに直結する人も多かったため、家庭を守っている女性が浮気をすることはあまりありませんでした。
しかし、現代では自立している女性も増えており、浮気がバレて離婚したとしてもそれほど生活に困ることはありません。
つまり浮気をするハードルは昔よりも低いのです。
男女問わずパートナーの浮気が心配だという方は多く、探偵事務所へ浮気調査の依頼をする男性も年々増加しています。
今回は「パートナーの浮気を防止したい」と考えている方に向けて、男女共通・男女別で浮気を防止する方法やさせない対策をご紹介していきます。
合わせて男女がそれぞれ浮気する心理、浮気防止アプリについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【浮気防止】男性が浮気する心理
世間一般に「男性は浮気をする生き物だ」とよく言われますが、もちろん全ての男性に当てはまるわけではありません。
浮気をしやすい男性にはある程度特徴があり、女性とは異なる心理でパートナー以外との異性と関係を持つことがあるのです。
性格的な問題もありますが、男性の場合はホルモンや本能による影響も強く受けてしまう傾向があります。
ここからは男性が浮気をする心理について4つに分けて説明します。
- 性欲を解消したい
- 男性ホルモンの影響を受けてしまう
- 大雑把で許容範囲が広い
- 経済的な余裕がある
①性欲を解消したい
男女関係なく性欲はありますが、男性は本能的に「子孫を残したい」という気持ちが強く性欲を優先してしまうことが多いです。
浮気された女性はその行動を理解できないかもしれませんが、あくまでも「性欲の解消」が優先事項であり浮気というものに対して男性はそれほど深刻に捉えていません。
浮気相手に対して大きく感情が揺さぶられるような機会も少ないため、本気になる可能性が低いのも特徴です。
パートナーとの性交渉で性欲を発散できれば浮気することはないかもしれませんが、セックスレスになっている場合は浮気しやすいでしょう。
②男性ホルモンの影響を受けてしまう
男性にはテストステロンという男性ホルモンが備わっており、魅力的な女性が現れるとテストステロンが増えて性的な衝動が高まってしまいます。
その際に浮気願望も強くなるため、大したきっかけがなくても「偶然その場に居合わせた女性が自分のタイプだった」などの理由で性欲を感じれば、勢いで関係を持ってしまう可能性は十分にありえるでしょう。
③大雑把で許容範囲が広い
小さいことをいちいち気にしない、悪く言えばガサツな性格の男性は、何事も自分の都合の良いように考えてしまいがちです。
人によって浮気の定義は多少異なるかもしれませんが、許容範囲が広いため「一緒に食事をするだけ」「ちょっと二人で出かけるだけ」と浮気とそうでないことの区別が非常にあいまいなことも多いです。
最初はパートナーに申し訳ないと罪悪感を持っていても、お酒の勢いなどが加われば簡単に関係を持ってしまうことでしょう。
④経済的な余裕がある
会社での地位が高く重要なポストについている人ほど愛人や浮気相手を作りやすいですが、それはある程度自由に使えるお金があるからです。
自由に使えるお金が多いほど、使う機会を探そうとするため浮気相手を見つけてつぎ込んでしまう可能性が高くなります。
既婚男性が浮気をする心理について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
【浮気防止】女性が浮気する心理
男性ホルモンや本能が働きやすい男性とは違い、女性では浮気にいたるきっかけや心理は感情の動きによるものが多いです。
「女性の浮気は本気になりやすい」とも言われており、一度の浮気だけでは終わらずにズルズルと関係を続けてしまうことも少なくありません。
女性が浮気をする場合には、どういった心理が働いてしまうのでしょうか。
ここからは女性が浮気する心理について以下の4つ紹介します。
- パートナーに不満がある
- 寂しさを埋めようとする
- 刺激を欲してしまう
- 浮気したパートナーへの当てつけ
①パートナーに不満がある
一緒にいる時間が長くなると、関係がマンネリ化してしまうだけでなくパートナーとのケンカが増え、不満や愚痴が溜まってしまうことがよくあります。
何らかの方法でストレスを解消できれば浮気に走ることはないかもしれませんが、マイナスな感情が募るほどパートナーに対しての不信感や不安は強くなり他の異性のほうが魅力的に見えてしまいがちです。
異性の友人がいる場合は、パートナーへの悩みを相談しているうちに情が移ってしまい恋愛関係に陥ってしまうケースも多いです。
②寂しさを埋めようとする
女性は男性よりも些細なことがきっかけで寂しさを感じやすいです。
会えない時間が多くなるだけでなく、連絡やスキンシップの頻度などで「自分が相手に大切に扱われているかどうか」を過敏に感じ取ります。
寂しさから孤独を強く感じてしまうと、足りない気持ちをパートナー以外の異性で埋めようと浮気してしまうことがあります。
③刺激を欲してしまう
長く付き合うことで平穏な恋愛関係が続いてしまうと、出会ったときのときめきやドキドキ感をパートナーに感じなくなってしまい、何か物足りないと思ってしまうかもしれません。
性生活にも飽きを感じてしまい、セックスレスに至った末に刺激を求めて浮気してしまうケースも多いです。
最初は「体だけの関係」として割り切っていたとしても、肉体関係が続くうちに特別な感情を持ち本気の恋へと発展してしまう可能性があります。
④浮気したパートナーへの当てつけ
意外かもしれませんが、パートナーに浮気・不倫されたことがきっかけで、その仕返しのために周りの異性と浮気する女性はそれなりにいます。
男性よりも女性のほうが根に持ちやすく、やられたら同じ方法で相手にやり返そうと考えてしまうのかもしれません。
パートナーに浮気された気持ちを味わってほしいと思うのかもしれませんが、男女では浮気する心理が異なるため浮気し返されたとしても男性は女性ほど憤りを感じないでしょう。
既婚女性が浮気をする心理について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
男女共通の浮気を防止する方法・させない対策
男性と女性では浮気する心理や原因も異なっている点が多いですが、いくつか共通する部分もあります。
浮気してしまう人の深層心理には、「満たされていないものを代わりで埋めたい」もしくは「常に物足りなさを感じている」という気持ちがあるでしょう。
何かしらの対策を練ることでその気持ちを満たすことができれば、浮気しようという考えには至らないはずです。
ここからは男女に共通した浮気を防止する方法と対策について以下の3つに分けて紹介します。
- 相手を信頼する
- 常に新鮮な気持ちを持たせる
- 浮気された場合の対応をアピールする
①相手を信頼する
浮気してほしくないと思うあまり激しく束縛してしまう人もいるかもしれませんが、パートナーは束縛されるほど重く感じ浮気に走ってしまうかもしれません。
相手をあからさまに疑うということは、「相手を信じていない」と態度で示すようなものです。
信頼されていないことを感じ取ったパートナーも相手に対して不信感を強めてしまうでしょう。
例えどんなに浮気が疑わしいと思っていても、パートナーのことを信じて束縛しないのも一つの方法です。
パートナーも「常に信頼されている」と実感すれば、裏切ろうという気持ちにはならないでしょう。
ただし、束縛されていたほうが安心できるというタイプの人もいるので注意しましょう。
パートナーの性格に合わせて対応を変えるのが望ましいです。
②常に新鮮な気持ちを持たせる
交際期間が長くなりマンネリ化すると、刺激が欲しくなり浮気に走ってしまう人も多いです。
波風の立たない恋愛関係にパートナーが物足りなさを感じてしまわぬよう、ちょっとした刺激を持ち込むと良いかもしれません。
例えば、一緒にいるときに異性の同僚のことを話題にしてみたり芸能人の容姿を褒めてみたり、パートナーに適度にやきもちを焼かせてみると効果的です。
③浮気された場合の対応をアピールする
浮気をする人の中には「浮気しても許してくれるだろう」という甘い考えを持っていることも多いため、「浮気はダメだからね」などと言って予め釘を刺しておくと効果があります。
ただし、ここで必死に伝えてしまうと束縛感が強くなり重いと感じてしまうため注意が必要です。
あくまでも冗談のように伝えると、ここぞというときにパートナーが過去のやり取りを思い出して浮気する気持ちを抑えてくれるかもしれません。
また、知人が浮気された例などを話題にし「浮気するなんて最低だよね」と浮気に対しての意見をなんとなく伝えてみるのも良いでしょう。
男性の浮気を防止する方法・させない対策
前述したように性欲が発散できない不満や女性としての魅力不足により、浮気に走ってしまう男性が多く存在します。
パートナーがいることで性欲が上手く解消できて女性としての魅力を感じることができれば、浮気される可能性も低くなるでしょう。
浮気する隙を作らせないことも大切です。
ここからは男性の浮気を防止する方法・対策について以下の4つに分けて解説します。
- 暇な時間を与えないようにする
- 存在の大切さをアピールする
- パートナーの周りを固めて公認になる
- 自分磨きを怠らないようにする
①暇な時間を与えないようにする
寂しがり屋に限らずとも人は会えない時間が増えたり、構われずに放置されている時間が続くと、相手に興味を持たれていないと思い寂しさを感じてしまいます。
忙しいときでもデートの頻度を減らさないようにし、合コンや飲み会など他の異性と接触する機会を増やさない工夫をしましょう。
もし会えない時間が続いてしまうのであれば、浮気をする隙を与えないように何か趣味を提案してそれに没頭してもらうのも効果があります。
元々趣味が多い人は楽しめることが多く生活にも豊かさを感じているため、無趣味な人と比べて浮気することが少ないです。
とにかくパートナーを放置しないことが浮気を防ぐ最善の方法と言ってもいいでしょう。
また、束縛しすぎるのは逆効果ですが、お互いに包み隠さずに相談しあえる関係になるのも浮気防止には適した方法です。
先にこちらから常に行動パターンや予定を伝えれば、パートナーも特に怪しまずに教えてくれることでしょう。
余計なことを考えさせる時間や隠し事を作る時間を作らせないことが大切です。
②存在の大切さをアピールする
自立している女性はかっこいいですが、何でも一人でこなしてしまい「一人でも生きていけそう」とパートナーに思わせてしまうと、自分の存在意義を見つけられず他の異性に目移りして浮気してしまうかもしれません。
一人でできることであっても、時々はパートナーに頼ってみて甘える機会を作りましょう。
例えば「高いところにある物を取ってもらう」「力仕事を代わってもらう」など些細なことでも、頼りにされていることを実感すれば相手から大切に思われていることに気づくはずです。
頼み事を聞いてくれたときに感謝の言葉を伝えるようにすれば、より効果的でしょう。
ただし、やりすぎると依存されていると思われてしまう可能性があるため、あくまでもさりげなく頼るのがポイントです。
③パートナーの周りを固めて公認になる
お互いの親に紹介し合う、あるいはパートナーと共通の友人を作るという「周りから固めていく作戦」は、浮気の抑止力として非常に効果的です。
家族に紹介することはハードルが高く感じるかもしれませんが、友人に紹介することはそれほど難しくないでしょう。
周りに仲が知られていると「なんとなく見られている」「様子を気にかけられているかもしれない」という心理が働き、浮気しにくくなるうえに相手を下手に傷つけるような行動はしなくなるでしょう。
特に相手が自分の家族や友人から大切にされている様子を見る機会があれば、より一層大切にしようと思ってくれるはずです。
④自分磨きを怠らないようにする
交際当初は外見によく気を遣っている人でも、付き合いが長くなるほど遠慮しなくなり行動が雑になったり見た目に昔ほど気を配らなくなったりすることは珍しくありません。
パートナーとの関係性が恋人というよりも家族という感覚に近づいてしまうと、女性として見られているという意識が薄くなりパートナーも魅力を感じなくなってしまいます。
異性といるときのドキドキ感がなくなってしまうと、周りの異性のほうが魅力的に映り浮気に走ってしまう可能性が高まります。
常に外見に気を配り完璧を求めてしまうと疲れてしまいますが、ある程度「愛されるための努力」や「飽きられないための工夫」は必要です。
長く付き合っていても自分磨きを怠らず異性であることをパートナーに意識させれば、浮気の心配をする必要もなくなり、それが長続きさせるためのスパイスになってくれることでしょう。
女性の浮気を防止する方法・させない対策
前の項目でも解説したように男性は性欲を優先して浮気しがちですが、女性はどちらかというと性欲よりも感情の変化で浮気をする傾向が強いです。
同様に男性の浮気の多くは性欲の解消が目的のため相手に対して本気になることは少なく、女性はその逆でパートナー以外の異性と関係を持ってしまうとその相手に情が移って本気の恋愛感情へと発展してしまうことがよくあります。
ここからは女性の浮気を防止する方法・させない対策を以下の5つに分けて解説していきます。
- 言葉で愛情を伝える
- スキンシップを欠かさない
- 一緒にいる時間を増やす
- 褒めてあげる
- いくつになっても女性として扱う
①言葉で愛情を伝える
日本には「言わぬが花」ということわざもあるように、あえて言葉に出さないことが美徳で謙虚であるという考えもあり、外国と比べると直接的な表現をしない人が多いです。
愛情表現に関しても「言わなくても伝わるはず」と思ってしまいがちですが、パートナーに上手く伝わっていないことも多いため過信しないほうが良いでしょう。
女性は愛情が足りないと寂しさを強く感じてしまう傾向が強く、愛情が伝わっていないとパートナー以外の異性に対して求めるようになってしまうかもしれません。
なるべく日頃からしっかりと言葉で愛情表現をし、素直な気持ちを直接伝えるようにしましょう。
②スキンシップを欠かさない
スキンシップはコミュニケーションとして最も大切なものであり、パートナーに言葉以外で愛情を伝えられる方法の一つです。
「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンという物質は、肌が触れ合うことで多く分泌されると言われています。
オキシトシンが増えることにより愛情も高まり強い信頼関係が生まれるわけです。
愛情を深めるためには適度なスキンシップは必要不可欠であり、スキンシップが減ると性的な接触も減ることが多いため言葉で愛情を伝えていたとしてもスキンシップ不足によって「愛されていない」と感じてしまうかもしれません。
セックスレスにならないよう定期的な性交渉をすることがスキンシップ不足解消への近道ですが、それ以外でも日常生活での軽いボディータッチなど些細なスキンシップも欠かさないようにしましょう。
③一緒にいる時間を増やす
寂しがり屋で構われたがりなタイプの女性は、日常の些細なことがきっかけで寂しさを感じてしまいます。
特に会える頻度が減りデート回数が少なくなったり仕事にかまけて放置してしまったりすると「自分に構ってくれない=自分に関心がない、愛されていない」と思い込んでしまい、他の異性に目移りする機会を与えてしまいます。
どんなに忙しくてもなるべく一緒に過ごす時間を少しでも作ることで、寂しがり屋の女性であっても心が満たされて浮気しようと思わなくなるでしょう。
また、こまめに連絡を取ることも効果的です。
連絡する頻度が高ければ仮に会える時間が少なかったとしても、女性は「自分のことを常に気にかけてくれている」と思うはずです。
④褒めてあげる
自己肯定感の低い女性は、愛されているという実感が少ないため浮気しやすい傾向にあります。
パートナー以外の異性であっても自分という存在を肯定して認めてくれる人がいると、承認欲求が満たされ相手に流されるまま浮気してしまうことも多いです。
自分を卑下しがちな女性に対しては、常に些細なことであっても褒めて感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
ポジティブな言葉を伝えることで承認欲求が満たされ自分に自信を持つことができれば、パートナーに対して強い信頼感を覚えることでしょう。
パートナーの中に自分の存在意義を見出せれば、浮気をすることに強い罪悪感を持つはずです。
⑤いくつになっても女性として扱う
夫婦でなくカップルであっても、一緒にいる時間が長くなるとパートナーを異性として意識する気持ちが薄れてしまうことも多いでしょう。
恋人よりも家族や友達のような感覚が強くなってしまい、付き合い始めた当初よりも女性としてしっかり扱う機会が減ってしまうかもしれません。
しかし、女性はいくつになっても「女として見られる、扱われること」に嬉しさを感じるものです。
パートナーとの関係性が恋人から妻に変わったとしても、それは変わりません。
家族になることはもちろん良いことですが、パートナーが異性であることを常に意識し、尊重するようにしましょう。
浮気の防止に役立つアプリ5選
パートナー同士であっても知らないことや共有していないことも多いはずです。
「どんな些細な悩みでも相談して共有している」と思っていても、気づかないところでパートナーは何らかの秘密を抱えているかもしれません。
浮気していないか心配になったときに、一番気になるものと言えばスマホの中身ではないでしょうか。
しかし、パートナーのスマホの中身はそう簡単に確認できるものではありません。
今の時代スマホにロックをかけていない人のほうが珍しく、指紋認証や顔認証を突破することも難しいかもしれません。
仮にロックを解除できたとしても、長い時間触ることはなかなかできないでしょう。
ただし、アプリを使えばパートナーのスマホを長時間触らずとも行動範囲や位置情報を確認できます。
ここからは浮気防止に活用できるアプリを以下の5つご紹介します。
- mSpy
- Prey Anti Theft(プレイ・アンチ・セフト)
- Cerberus(ケルベロス)
- iCloud
- Zenly
①mSpy
浮気対策・浮気防止アプリの中でも最も有名なものがこの「mSpy」です。
元々は子どもの見守りなど防犯を目的にして作られたアプリですが、その機能の豊富さから浮気調査にも活用されています。
主な機能は以下の通りです。
- SNSやメッセージアプリの閲覧
- SMS(ショートメール)のチェック(削除分も含む)
- 通話記録やネットの閲覧履歴のチェック
- GPSを使った位置情報の確認
他にも様々な機能が利用できますが、自分のスマホを使ってパートナーの情報を確認できる点が一番の特徴です。
パートナーのスマホを直接操作して複数のアプリを開いて確認する手間が省けるうえに、場所を問わずいつでも見ることができます。
また、浮気防止アプリはAndroid専用のものも多いですが、mSpyはAndroidとiPhoneのどちらにも対応しているためパートナーが使っているスマホの機種を問わずインストールできるのも利点です。
②Prey Anti Theft(プレイ・アンチ・セフト)
この「Prey Anti Theft」は位置情報の確認に優れたアプリで、紛失したスマホを捜索するのを目的として作られましたが、その機能が浮気調査にも活用できます。
こちらもAndroid・iPhoneどちらでも使用可能なアプリで、以下のような機能が主な特徴です。
- GPSを利用した現在位置の表示
- 特定の位置を指定しアラーム等でお知らせ
- 遠隔でのスクリーンショットの撮影
- アイコンの非表示
位置情報を確認できるアプリは色々ありますが、中でも「特定の場所を指定してお知らせしてくれる機能」が浮気調査には便利です。
例えば事前に浮気相手として疑わしい人の自宅や利用しているラブホテルなどの情報を掴んでいる場合、その場所を指定しておけばパートナーが立ち寄った際に浮気現場を特定できるかもしれません。
更にアイコンの非表示機能も備わっているため、インストールしたことをパートナーに気づかれる心配もなくアプリを使用できます。
③Cerberus(ケルベロス)
こちらはAndroid専用になりますが、セキュリティ用に作られた「Cerberus」というアプリも浮気防止に利用できます。
対象のスマホにインストールし専用のパソコン画面で操作するものになりますが、以下のような機能があります。
- GPSでの位置情報の確認
- 遠隔操作での録音・撮影
- SMS(ショートメール)のログの閲覧
- 通話履歴や通話相手のチェック
パソコンの管理画面を通してパートナーのスマホを遠隔操作できるのが利点ですが、通話に関しては着信・発信の履歴(日付や通話時間、通話相手の番号等)を確認できるのはもちろんのこと電話帳に登録しているものであれば名前も見ることができます。
アプリを起動してもパートナーに通知が届くことがないため、自分のパソコンでスマホを管理していてもパートナーに気づかれるリスクを抑えられます。
④iCloud
iPhoneを使用している方ならご存知かもしれませんが、iPhoneに標準で設定されているクラウドサービスがこの「iCloud」です。
主にiPhoneに保存したデータの自動バックアップに利用されることが多いですが、自宅のパソコンだけでなくMacBookやiPadなど他のApple製品を通してiPhoneのデータに接続することも可能です。
パートナーがiPhoneユーザーであればiPhoneを通して現在位置を知ることができ、浮気調査にもその機能が活用できます。
加えてファイルの共有も可能で、iPhoneに届いたメールやSNS等のメッセージもiCloudを通じて見ることができます。
ただし、iCloudを使うには相手のAppleアカウントを把握している必要があり、この点は他の浮気防止アプリと比較すると使い勝手があまり良くないと感じるかもしれません。
⑤Zenly
最近話題の位置情報アプリ「Zenly」は、家族や友人とマップを共有し様子を確認できるアプリです。
10代の若者の間ではマップを使って親しい人たちと自分の居場所を共有し、新しいコミュニケーションツールの一つとして使われており、具体的には以下のような機能が利用できます。
- 現在の位置情報や滞在時間の確認
- 位置情報の共有
- スマホのバッテリー残量
- 位置情報の「あいまい」化
いつでも人と繋がっていたい・居場所を共有したいと思う若者にはもってこいなツールですが、位置情報や滞在時間の確認に関しては浮気をチェックする際にも活用できます。
例えばパートナーが本当に夜遅くまで仕事をしているのか怪しい場合、位置情報や滞在時間の長い場所を特定することで嘘を見破れるかもしれません。
ただし、Zenlyには位置情報をあいまいにするゴースト機能というものも備わっています。
この機能を利用すると、実際にいる位置から少しズレた場所やランダムな位置に表示されるため詳細な位置情報の把握が難しくなるかもしれません。
また、本来の使用目的は位置情報を共有することにあるため、パートナーに協力してもらいアプリをインストールしてもらう必要があります。
アプリのインストールをパートナーにだけお願いすると怪しまれる可能性が高いため、情報共有を目的として家族全員でインストールするといいかもしれません。
浮気防止アプリやZenlyについて詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
浮気防止アプリを使う際の注意点
前の項目で浮気防止アプリをいくつかご紹介しましたが、もちろんメリットだけでなくデメリットも存在します。
無料で様々な機能を使えるアプリもあるため、浮気調査には適切と思ってしまうかもしれませんが、利用する際には様々なリスクが伴うことを意識しなければなりません。
ここからは浮気防止アプリを使う際の注意点を以下の3つ解説します。
- 関係が悪化する可能性がある
- 違法で訴えられることがある
- 有効な証拠にはならないことが多い
参考にしたうえで、浮気防止アプリを利用するかよく検討するようにしてください。
①関係が悪化する可能性がある
例えば浮気防止のために無断でパートナーのスマホにアプリをインストールし、それがバレてしまうと関係が悪くなってしまう可能性が高いです。
もしパートナーが浮気をしていたら後ろめたさから強く責められることはないかもしれませんが、浮気をしていなかった場合は信頼関係が大きく崩れてしまうでしょう。
パートナーは浮気を疑われていること、そして信頼されていないことに落胆し、強い不信感を持ってしまうかもしれません。
一度失ってしまった信頼関係を修復することは難しいため、別れる原因になってしまうこともあります。
また、パートナーのスマホに無断でアプリをインストールしたことが原因で夫婦関係が破綻した場合、離婚調停に発展した際にこちらに不利な条件を突き付けられてしまうかもしれません。
②違法で訴えられることがある
パートナーの許可なく他人のスマホを遠隔操作したり、行動を監視する行為は法律違反となり罰せられる可能性があります。
主に以下のような行為が各刑法に触れる恐れがあるので参考にしてください。
行為 | 違反の内容 |
本人の許可なくスマホの中身を見る | プライバシーの侵害、不正アクセス禁止法違反など |
本人に無断でスマホにアプリをインストールし遠隔操作する | 不正指令電磁的記録併用罪 |
無断でインストールしたアプリを元に行動を監視する | ストーカー規制法違反(例え交際相手でも対象になる可能性がある) |
浮気調査を自力で行いたいと考えたときに浮気防止アプリは導入しやすいアプリではありますが、その気軽さとは反対に利用することで多大なリスクが伴うことも知っておく必要があります。
どうしても罪に問われずに利用したいと思う場合は、「家族の安全を考慮して」「防犯や防災のために」など最もらしい理由を伝えパートナーの同意や承諾を得たうえでインストールするようにしましょう。
パートナーだけでなく他の家族のスマホにも同様に許可を得てインストールすると、より罰せられる危険性を回避できます。
浮気防止アプリや浮気調査に伴う違法性について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
③有効な証拠にはならないことが多い
浮気防止アプリで位置情報やメッセージアプリ等のやり取りを得ることはできますが、それが浮気の事実を確認できるものであったとしても裁判では有効な証拠として提出できないことが多いです。
前述したように浮気防止アプリそのものが違法性が高く、同様にそのアプリを利用して入手した証拠も違法性があると見なされてしまい、正式な証拠として認められないでしょう。
そもそも裁判で有効とされる浮気・不倫の証拠は「第三者から見ても特定の二人が肉体関係であることが容易に判断できるもの」と定義されていることが多いため、浮気防止アプリ自体に違法性がなかった場合でも判断材料の一部として使うことはできても決定的な証拠にはならないと考えたほうが良いです。
浮気の証拠について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
浮気を防止する際の注意点
パートナーをどれだけ信用していたとしても、「浮気してしまうのではないか……」と心配になってしまう気持ちは理解できます。
しかし、浮気を防止するためにパートナーの気持ちを置いてけぼりにしてしまうと、それまでに築いてきた信頼関係にヒビが入ってしまう可能性があります。
最悪の場合、そういった行為がきっかけで心が離れてしまい、関係が破局してしまうこともあるでしょう。
ここからはパートナーの浮気を防止する際の注意点を以下の3つ解説します。
- 強く束縛しない
- 「バレないように浮気してね」等の冗談を言わない
- 強がっているフリをしない
以下を参考にして、パートナーとの信頼関係を守りながら浮気を防止しましょう。
①強く束縛しない
浮気を防止したいあまり、パートナーのスマホをしきりにチェックしたり行動を厳しく制限したりして強く束縛してしまうことはおすすめしません。
何かにつけて浮気を疑ってしまうとパートナーも「相手から信頼されていない」と思ってしまい、仮に浮気していなかったとしても不信感を強めてしまうでしょう。
窮屈さが強くなるとかえって人は開放感を求めるようになるため、浮気を防止するどころか逆にパートナーを浮気したいという心理にさせてしまうかもしれません。
②「バレないように浮気してね」等の冗談を言わない
もしその場の軽い冗談であったとしても、浮気を承諾したり促したりするような言葉はパートナーにかけないほうが賢明です。
浮気をしないでほしいというニュアンスを込めていたとしても、聞いたパートナーがその意図を汲み取ってくれるとは限りません。
むしろ「浮気してもいいのかな?」と思わせてしまう可能性が高いです。
わかりにくい表現で伝えるよりも「浮気はしないでほしい」と直接的な表現で伝えたほうがまだ浮気防止には効果があります。
③強がっているフリをしない
「パートナーにあまり干渉をしない人=かっこいい」と思い込んでいる人もいますが、変な強がりはパートナーに誤解を与えかねません。
本心でもないのに強がって「異性の友人がいても嫉妬しない」「別に浮気しても構わない」というような言葉は決してパートナーに言わないようにしましょう。
そういったあまのじゃくな言葉や態度をパートナーが完璧に理解してくれるとは限りませんし、その言葉を間に受けて浮気に走ってしまう場合もあるでしょう。
浮気してほしくないと思うのならば、まどろっこしい表現は避けて素直に気持ちを伝えたほうが良いです。
浮気を防止する方法・させない対策|まとめ
人の気持ちは移ろいやすいものであり、それを留めることは簡単なことではありません。
しかし、移ろうきっかけは何かしら存在するものです。
男女の浮気する心理を理解し、浮気させない努力や工夫をすればパートナーとも深い信頼関係を築いていけることでしょう。
パートナーの気持ちが常に自分に向いてほしいと思うことは恋人であれば当然のことですが、自分本意で行動せずにパートナーの気持ちも尊重することが大切です。
お互いを常に欠かせない存在だと認識していれば、浮気の心配をする必要もなくなるでしょう。
パートナーの浮気を防止するために浮気の原因について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。