ビジネスホテルとラブホテルの浮気調査の方法!注意点も解説!
2022.9.16
浮気調査の代表的な方法と言えば「ラブホテルやビジネスホテルでの張り込み」ではないでしょうか?
しかし、実際に探偵がどのようにラブホテルやビジネスホテルで浮気や不倫の調査を行っているのか、知っている人は少ないと思います。
今回は探偵が行っている浮気調査の方法をラブホテルとビジネスホテルに分けて紹介していきます。また、探偵に依頼せずに自分でホテルの浮気調査が可能なのかについても解説していきます。
「プロがどうやって証拠を抑えているのか知りたい!」「素人でも調査できるのかな?」と思う方は、ぜひ読んで参考にしてください。
目次
探偵が行うラブホテルの浮気調査の方法
浮気をするのに利用するホテルとして大きく分けると「ラブホテル」と「ビジネスホテル」の2つになりますが、ラブホテルは「性交渉を目的としているホテル」であるため集められる有効な証拠が多いのが特徴です。
ここでは、探偵が実際に行っているラブホテルの浮気調査の方法を3つご紹介します。
- ラブホテルに出入りする様子を写真や動画で撮影する
- ラブホテルに出入りした時間を詳しく調べる
- カップルを装ってラブホテルの中に入る
1.ラブホテルに出入りする様子を写真や動画で撮影する
まず調査対象者と浮気相手が利用するラブホテルを尾行などで特定し、張り込みする場所を決めます。
そして、ラブホテルの出入り口が見渡せる場所に車を停めたり近隣の喫茶店などで待機したりして、二人の顔が特定できるような鮮明な写真や動画を撮影します。
ラブホテルでの浮気調査では「調査対象者と浮気相手が出入りするところを確実に撮影すること」が重要です。
なぜならラブホテルに出入りしているというだけで「性交渉を行うために利用した」ということが客観的にわかりやすく、言い逃れができないからです。
一人で利用したならまだしも、二人で利用して「性的な関係ではない」と言い訳をするのは難しいでしょう。
また、写真だけでなく動画を取ることで出入りだけでなく滞在した時間も把握できるため、より有利な証拠となります。
2.ラブホテルに出入りした時間を詳しく調べる
ラブホテルを出入りした時間や滞在時間を調べることで、調査対象者と浮気相手がいつ会っているのかを把握することができます。
例えばパートナーがあなたに「〇〇日は残業で遅くなる」と言っていた日にラブホテルを利用していたとしたら、浮気をするために嘘をついたという証明になります。
数日の調査が必要な場合は調査対象者と浮気相手がいつ会っているのかという参考にもなるので、その後の調査をより有利に進めることができるでしょう。
ラブホテルはビジネスホテルと違い、チェックインのカウンターやロビーのようなしばらく滞在できる場所がほとんどありません。
無人のところやタッチパネルの操作だけで入室できるラブホテルも多いので、一定時間滞在したことが証明できれば「ラブホテルを利用した」という明確な浮気の証拠になります。
3.カップルを装ってラブホテルの中に入る
また、探偵は男女のペアでカップルを装い、ラブホテルの中に潜入して調査することもよくあります。
調査対象者と浮気相手が利用した部屋の中に入ることはできませんが、二人で一緒に部屋に入っていく様子を小型カメラなどで撮影すればより有効な証拠を抑えることができるでしょう。
ホテルの中に入れば、部屋を選んでいる際に腕組みをするなど親密な様子が伺えるような写真や動画も簡単に撮影することができます。
自分で調査する場合は異性の協力者が必要になるため、探偵ならではの調査方法と言えます。ラブホテルで他のカップルと遭遇しても、探偵は他人であるため調査対象者はマークされていると気づかず警戒しません。
調査が難しいラブホテルもある
簡易的な受付を通してすぐに部屋を利用できるタイプのラブホテルが多いのですが、中にはモーテルタイプのように駐車スペースと個室が一体型になっているようなラブホテルも存在します。
モーテルタイプのラブホテルは駐車スペースと個室が繋がっており、車で入場することができる上に目隠しのカーテンが設けられているところもあるので浮気調査が難しいです。
一般的なラブホテルよりも抑えられる証拠が少ないと言えるでしょう。
探偵が行うビジネスホテルの浮気調査の方法
ラブホテルは利用目的が明確なため出入りしている様子を抑えるだけでも有利な証拠を掴むことができるのですが、パートナーが浮気をする際にビジネスホテルを利用しているのであれば調査が難しくなります。
ビジネスホテルは、その名の通り企業の商談や取引でもよく利用されるホテルです。
チェックイン・チェックアウトのカウンターの他に広々としたロビーが設けられているところも多く、宿泊客以外での利用者も多いためラブホテルよりも調査をする際の難易度が高いです。
では、探偵はどのようにビジネスホテルで浮気調査をしているのか、その方法を3つご紹介します。
- ホテルに出入りする様子を撮影し記録する
- 利用者としてホテルの中に入る
- 対象者と浮気相手を尾行してカメラで様子を撮影する
1.ホテルに出入りする様子を撮影し記録する
ラブホテルでの浮気調査と同様に調査対象者を尾行し、浮気の際に利用しているビジネスホテルを特定します。
張り込みする場所などを決めて調査対象者と浮気相手がビジネスホテルに出入りする様子を撮影するのですが、ビジネスホテルでは数人で宿泊する際も各々違うタイミングで入室することができます。
そのため、場合によっては一緒に出入りするシーンを撮影することが難しいかもしれません。
また、ラブホテルの場合は「出入りしている証拠」さえ掴むことができれば浮気の十分な証拠になりえるのですが、ビジネスホテルの場合は二人が一緒に出入りする様子を撮影することができたとしても、それだけでは証拠としては不十分です。
もちろん浮気現場として利用しているという証明にはなるので、他の証拠と一緒に提出することはできます。
2.利用者としてホテルの中に入る
探偵がビジネスホテルで調査を行う場合は、中に潜入することが必要不可欠です。
出入りした様子だけを証拠として突き付けても「商談で使った」「中のレストランで食事しただけ」としらを切られる可能性もあります。
また、ラブホテルと違って従業員がいたるところに常駐しているため、調査対象者と浮気相手だけでなく周囲の目にも気を配る必要があります。
宿泊客として実際に部屋を予約した上で慎重に調査を行います。
ビジネスホテルでの潜入調査では、まず調査対象者と浮気相手が同じ部屋に宿泊するのかどうかを調べなければいけません。
チェックインカウンターでの行動を監視し、受け取った鍵の本数で予約した部屋の数を把握します。
3.対象者と浮気相手を尾行してカメラで様子を撮影する
調査対象者と浮気相手が同じ部屋に宿泊する場合は、さりげなさを装いながら2人と一緒にエレベーターに乗り込み、同じ階で降りて部屋に出入りするシーンを撮影します。
予約していた部屋が2つだった場合も同様に同行し、各部屋の番号などを特定します。
部屋を出入りしているシーンを撮影するためには、監視して張り込みを行いタイミングを測る必要がありますが、例え宿泊客でも不審な行動を取れば従業員に怪しまれてしまう可能性があります。
また、エレベーターに乗る際に部屋の鍵が必要であったり防犯カメラがいたるところに設置されているビジネスホテルも多いため、調査の際は事前と下見・下調べが必要になります。複数人での調査になる可能性も高いため、その場合も連携確認が重要になってきます。
ビジネスホテルでの浮気調査は、ラブホテルでの調査よりもより専門性が求められると言えるでしょう。
探偵が行う浮気調査の内容についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください!
ホテルの浮気調査は自分でできるのか?
ここまで探偵が行うラブホテル・ビジネスホテルの調査方法をご紹介しましたが、いかがでしたか。
おそらく「簡単にできるじゃん」「自分でも上手くできそう」と思った方は少ないのではないでしょうか。
もちろん自分で調査をすることも不可能ではありません。
友人や協力してくれる人を探して、手伝ってもらう方法もあります。
しかし、素人がホテルで浮気調査を行うのは難易度が非常に高く、場合によっては調査自体が違法になる可能性もあります。
探偵業届出証明書があれば安心
プロの探偵の多くは「探偵業届出証明書」というものを行政に提出した上で調査を行っています。
これにより一般の方が行うと違法になってしまう調査方法であっても、罪に問われることはありません。
もちろんきちんと届け出を出している探偵に依頼した場合は違法になりませんが、中には届け出をしない悪質な探偵も存在するため注意が必要です。
もし浮気調査をしたい場合は、探偵業届出証明書を提出している探偵に依頼するのがいいでしょう。
自分でもできる浮気調査の方法について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
ホテルの浮気調査を行う際の注意点
浮気調査を行う場合はリスクがつきものです。特にホテルの浮気調査は様々な危険が伴うため、探偵以外の人が調査を行うことはおすすめしません。
では、一般の方がホテルの浮気調査を行う際にどのような注意点があるのか、以下の4つを解説します。
- 合法的に調査をするのが難しい
- バレたときのリスクが高い
- 協力者との関係が拗れてしまう可能性がある
- 法的に有利な証拠として使えないことがある
1.合法的に調査をするのが難しい
まず、探偵ではない人が法律に違反をせずに調査することは非常に難しいです。
例えば婚姻関係にない人がパートナーや浮気相手を尾行した場合、ストーカー規制法や迷惑防止条例に触れてしまう可能性があります。
また、利用客を装ってホテルの中に潜入したとしても不法侵入で訴えられたり、隠し撮りによる盗撮はプライバシーの侵害に当たってしまいます。
ホテルの従業員に怪しまれて通報される危険性もあるため、調査以外でのトラブルに発展することもあるかもしれません。
また、利用しているホテルを調べるためにパートナーのSNSに不正にログインしたり遠隔で操作すると、不正アクセス禁止法などの罪に問われてしまいます。
違法な調査を行うと裁判や慰謝料請求を行うときに不利に働いてしまうため、絶対にやらないでください。あなた自身が余計な罪を背負う必要はないのです。
2.バレたときのリスクが高い
いくら変装をして尾行や張り込みを行ったとしても、あなたが他人ではない限りパートナーに浮気調査をしていることがバレる可能性は十分にありえます。
見た目が誤魔化せても、慣れないことをして行動がぎこちなくなり、あなただとバレなくても「探偵かもしれない」と思わせてしまうかもしれません。
パートナーに浮気・不倫調査をしていることがバレてしまうと、怒った相手があなたに暴力を振るったり逆に名誉棄損などで訴えられてしまう可能性もあります。
その場で言い訳をされて、より慎重に浮気するようになりその後の浮気調査が出来なくなってしまうこともあるかもしれません。
パートナーとの関係修復を望んでいる場合でも、修復不可能になってしまうため無理に調査するのはおすすめしません。
3.協力者との関係が拗れてしまう可能性がある
浮気調査をあなた一人で行った場合、バレたときや法を犯したときに責任を負うのはあなた自身だけでしょう。
しかし、調査する場所がラブホテルとビジネスホテルのどちらであっても、まず一人で確実な証拠を掴むのは不可能に近いです。
そのため、探偵に依頼せずに浮気調査を行う場合は友人などの協力者に手伝ってもらう必要があるのですが、調査が違法だった場合はあなただけでなくその友人や協力者にも迷惑がかかってしまいます。
相手と親しかった場合は関係が拗れてしまい、絶縁されてしまうかもしれません。
お互いにいい思いをしないので、特に仲の良い友人に浮気調査を頼むのはやめましょう。
4.法的に有利な証拠として使えないことがある
合法的に調査が難しいと解説しましたが、違法な証拠は裁判で利用することはできません。
例え提出してもプライバシーが侵害されるような方法で撮影したものであった場合は、有効な証拠になりえない可能性が高いです。
危険を冒して浮気の証拠を掴んでも、それが有利な証拠として使えないのなら意味がないですよね。その上訴えられる可能性もあるなんて、あなたにとってメリットがまったくありません。
浮気の証拠についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご確認ください。
ラブホテル・ビジネスホテルの浮気調査の方法まとめ
探偵でない人がホテルで浮気調査を行うと、法を犯して罪に問われてしまう危険性が非常に高いです。
友人などの協力者を募ってしまうと、相手にも迷惑をかけて厄介なことに巻き込んでしまうのでやめましょう。
プロの探偵に依頼すれば、パートナーや浮気相手にバレる可能性も最小限に抑えられますし、違反せずに有利な証拠を確実に得ることができます。
もちろんあなた自身が訴えられる可能性もありません。
探偵が作成する「調査報告書」はそのまま裁判で浮気の証拠として提出できるため、調査完了後に法的な手続きをする場合はスムーズに進めることができます。
ホテルでの浮気の証拠を抑えたい場合は、まずは探偵に相談してみるといいでしょう。きっと親身に話を聞いて、的確なアドバイスをしてくれますよ。
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