不倫の平均期間は約1年?慰謝料や長期化のリスクを徹底解説
2023.11.6
芸能人などの不倫も多く報道される昨今ですが、様々なリスクがある不倫関係は平均的にどれほどの長さになるのでしょうか。
今回は不貞行為である不倫について、様々な視点からそのリアルを調査しました。
長期間に渡って不倫を続けてしまう方やスパっと不倫を終わらせる方の心理も載せております。
長期的に不倫を続けることのリスクや慰謝料についてもまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
不倫の平均的な期間は?
まずは今回の記事のテーマである不倫の平均的な長さについて調査しました。
不倫が破局した原因なども併せてご紹介します。
不倫の平均期間や破局原因
不倫の平均的な期間ですが、おおよそ半年から1年強と1年前後とされています。
ただ不倫の期間が1ヵ月未満の方や3年以上の方もおり、人によってまちまちというのが現実のようです。
その不倫関係が終わる原因としては周りにばれたことや自然消滅といったケースが挙げられます。
不倫の期間が短かったり長くなりがちな方はどういった心理が働いているのでしょうか?
不倫が長く続いてしまう派の意見
ついつい不倫の期間が長くなってしまう方はどういった考えなのでしょうか。
不倫ならではの本気ではない気軽な関係性に魅力を感じている方も多いようです。
- 先を考えない関係だからつい続かせてしまう
- 長くいる内に気持ちが入ってしまう
- スリルを楽しんでいる内に長くなってしまう
上記のように不倫の期間が長期化する理由は様々で、中には3年以上不倫が続いたという方もいます。
では一方で不倫の期間が短かった方はどういった意見が寄せられているのでしょうか。
不倫を早めに終わらせる方の意見
不倫の期間が短くなりがちな方の特徴としては、リスクを認知して身を引くのが早いことが挙げられるでしょう。
詳しい内容は後述しますが不倫が持つリスクは以上に大きく、生活に様々な面で大きな影響を与えます。
- 冷静に考えてリスクが大きいと感じた
- 周りにバレかけてからできなくなった
- 盛り上がったのは最初だけだった
最初だけ気分が盛り上がったが後々冷めてきたというケースも多く、冷静に考えて関係を解消するようです。
不倫が持つリスクとは具体的にどのようなものなのでしょうか。
不倫関係が長期化することのリスク
先ほどは不倫の平均的な長さをご紹介しましたが、その関係が長期化するとどのようなリスクが考えられるのでしょうか。
期間が長くなればなるほどリスクが増す可能性があるものをまとめました。
社会的な信用を失う
不倫が長期化すると関係が周りにバレてしまう可能性も上がり、その結果として社会的な信用が失墜してしまう可能性があります。
特に職場内で不倫をしている方は注意が必要で、居づらくなってしまうことで最終的には自主的に退職せざるをえない方もいるのです。
また会社や上司からの信頼を失うことで昇進の道が閉ざされてしまったり、懲戒処分になってしまうこともあります。
不倫が招くリスクは非常に大きく、特に仕事上などでは大きな被害を生むことに注意が必要です。
様々な被害に発展
また長期化した不倫によって招かれる被害では、様々なケースが考えられます。
不倫相手が既婚者だった場合、その配偶者やその親族から様々な形での嫌がらせを受けるケースもあるようです。
職場などを特定され不倫のことを伝えられたり、SNS上で付きまとわれたりその種類は多岐にわたります。
こういった嫌がらせによる不安やストレスで体調を崩される方も多く、このことも不倫のリスクと言えるでしょう。
ライフプランの崩壊
不倫が長引けば長引くほど大きくなるリスクとして、ライフプランの崩壊が挙げられます。
例えば不倫により今の家庭が無くなり、子どもが作れなかったり会えなくなったりと、円満な家庭環境を軸としたライフプランは二度とかないません。
また女性が長期の不倫をしてしまっている場合だと、出産が難しくなってしまうこともあります。
長期的な不倫はご自身のライフプランを大きく崩してしまうリスクが非常に高いのを忘れないようにしましょう。
慰謝料の請求を受ける
これまでご紹介してきたリスクよりも考えなければならないのは、慰謝料の請求です。
不倫は民法において不法行為と定められた違法行為であり、民法709条に基づいて損害賠償の義務が生じます。
不倫相手や自身のパートナーなどから請求されることとなり、期間や状況によって額は変化するものの金銭的に大きな痛手を負うこととなるのです。
このように、不倫には長期化することで増大する様々なリスクが存在することが分かっていただけましたでしょうか。
不倫の慰謝料はどれほどになる?長期化すると増えるって本当?
ここからは不倫の最大のリスクである慰謝料について、具体的な額やどうやって慰謝料が算定されるのかについて調査しました。
また不倫が長期化した場合に慰謝料が増えるかどうかも調べましたので、ぜひ最後までご覧ください。
不倫の慰謝料の相場は?
まずは不倫をした場合の平均的な慰謝料をご紹介します。
不倫によって当人にどのような影響が及ぼされたのかが重要になってくるようです。
ケース | 慰謝料相場 |
---|---|
夫婦関係を継続する場合 | 約50~100万円 |
不倫によって離婚した場合 | 約100万円~300万円 |
慰謝料は不倫を受けた方の精神的な苦痛を支払われる金銭であり、明確な基準は存在しておらず各個人の状況を考えた上で決められます。
慰謝料を実際に決める際はどのような基準を以って判断されるのでしょうか?
不倫の慰謝料の決め方は?
個人の状況によって判断される慰謝料ですが、実際は様々な項目を見て決められるようです。
ここからは不倫の慰謝料を左右する主な項目をご紹介します。
- 被害者の婚約機関
- 当事者の認識
- 不倫の期間
- 不倫の具体的内容や頻度
- 子どもの妊娠
- 浮気相手の反省や謝罪
不倫の慰謝料に上記のような項目によって算定されるのですが、つまり浮気・不倫による損害の大きさによって慰謝料は変わります。
この中でも特に重要だとされているのが不倫の期間ですが、不倫が長期化することで慰謝料がどれほど伸びてしまうのでしょうか。
不倫が長期化すると慰謝料はどうなる?
結論から言えば、不倫の期間が長いと慰謝料はかなり高くなります。
裁判などを行う際に不倫の期間は指標にされやすく、期間の長い不倫は慰謝料が高額に設定されがちなのが現実です。
実際に合ったケースとして、不倫の期間が10年以上になってしまったことで平均の5倍以上の慰謝料が請求されたケースもあり、どちらかに子どもが生まれている場合などは高額な請求を受けやすくなります。
不倫をすることのリスクは非常に大きく、期間が慰謝料を考える際の基準になりやすい点に注意が必要です。
まとめ|不倫の平均的な期間、リスクや慰謝料は?
今回は平均的な不倫の期間やその関係のリスク、請求される慰謝料などについてまとめてご紹介しました。
不倫の期間としては1年前後が多くなっており、仕事やプライベートなどに矛先が向く様々なリスクが存在しています。
慰謝料に関しては様々な事項から算出されることになっており、特に不倫の期間が長ければ長いほど高額化するようです。
不倫は非常に大きなリスクを持った行動となっているため、なるべく早く関係を精算することをおすすめします。