ダブル不倫の場合、お互いの慰謝料はどうなる?相場や注意点を徹底調査!
2023.11.8
男女の親密な関係では、一見順調そうに見えていても何が起きるか分かりません。
不倫は芸能人の報道で見ることが多いですが、身の回りで起きる確率も低くはなく、その実情をしっかりと把握しておくのは非常に重要です。
なかでも既婚者同士が不倫する「ダブル不倫」は様々な要素が絡み合い、自分がその被害者になった場合はしっかりと対応することが大切です。
そこで今回はダブル不倫について慰謝料の相場や上がり方、リスク、請求の手法などをまとめてご紹介いたします!
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目次
ダブル不倫で慰謝料は取れる?
ダブル不倫をしていて慰謝料が取れるのか疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、ダブル不倫で慰謝料を取ることは可能です。
ここではダブル不倫についてやダブル不倫の慰謝料について解説していきます。
そもそもダブル不倫って何?
不倫とは配偶者の方以外との男女関係のことを指していて、民法709条によって不法行為として定められています。
この中でもダブル不倫とは既婚者同士が不倫する状況を指しており、通常の不倫と比べて加害者と被害者がそれぞれ2人ずついるのが特徴です。
また権利関係も複雑に絡み合うことが多く、不倫をした方の配偶者がもう一方の不倫した方へ向けて慰謝料を請求することになります。
ダブル不倫では誰が誰に向かって慰謝料を請求しようとしているのかをしっかり整理する必要があるため、もし被害者になっても自分1人でダブル不倫に対処するのは避けた方がいいでしょう。
ダブル不倫で慰謝料は取れる
結論から言えば、ダブル不倫で慰謝料を取ることは可能です。
慰謝料を請求する対象としては、自分の配偶者と配偶者の不倫相手に慰謝料を請求することができますが、逆に自分も不倫をしているのがバレた場合同様に請求されてしまいます。
また、普通の不倫と違って2人に慰謝料の請求が来るので一般的な不倫よりも経済的な損失が大きくなる傾向があります。
しかし、一定の条件を満たせばダブル不倫でも慰謝料が請求できるため、次の章で詳しく紹介していきます。
ダブル不倫で慰謝料が取れる条件は?
不倫をしているという事実があっても、必ずしも慰謝料を取れるわけではありません。
慰謝料を取るためには、いくつかの条件を満たす必要があり、そのうえで明確な証拠も必要になります。
慰謝料を取るために必要な条件・ケースについて詳しく見ていきます。
双方が自由意志で不倫をした時
慰謝料が発生する条件の1つ目は、不倫をした者が自由意志で不倫を行った場合です。
自由意志というのはその本人が望んで行ったことであり、誰かに強制させられた場合は不倫は成立しないということです。
例えば男性が女性に対して強制的に性的暴力などを行った場合は女性の意思ではないので、不倫は成立しません。
また、ダブル不倫の関係に故意と過失がある場合も慰謝料を請求可能で、相手が既婚者と知っていながら不倫をしていればパートナーの不倫相手にも慰謝料を請求することができます。
明確な証拠があるとき
慰謝料が発生する条件の2つ目は、ダブル不倫をしている者に身体の関係があり、それを証明できる証拠があることです。
ダブル不倫に関わらず不倫において不倫とみなされる慰謝料請求の基準となるものは、身体の関係があるかないかとなっています。
そしてそれを証明するために、2人でラブホテルへ入退室する写真やその行動記録が必要になります。
どんなに不倫だと主張しても証拠がない場合は不倫として成立しない場合がほとんどであり、その証拠を集めるのは容易ではありません。
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ダブル不倫で慰謝料を請求する方法
ダブル不倫が発覚していざ慰謝料を請求するとなった場合に、どのような請求方法があるのでしょうか?
慰謝料を請求する方法について3つまとめていきます。
慰謝料を請求する方法3つ
ダブル不倫が発覚し慰謝料が発生する場合、請求する方法として3つの手段が考えられます。
慰謝料の請求が行われる際には、これらの中から最適な方法選びましょう。
- 当事者の間で話し合う
- 内容証明郵便を送付する
- 民事訴訟で慰謝料を請求する
当事者の相手で話し合う
1つ目の方法は、当事者同士で話し会うということです。
普通の不倫であればパートナーとの話し合いだけで解決するかもしれませんが、ダブル不倫の場合4人で話し合う必要も出てくるでしょう。
こちらが一番穏便にすますことができる方法で、慰謝料請求の中では平和的な解決方法となっています。
内容証明郵便を送付する
2つ目の方法は、内容証明郵便を送付する方法です。
内容証明郵便とは、日本郵政が提供しているサービスで普通の郵便とは違って郵便局に送った内容、送付・送達に関する情報が残る仕組みとなっています。
そのため、請求に関する内容を貰った相手が貰っていないなどの言い逃れすることを防ぐ効果があります。
しかし、強制的に支払わせるなどの効果がないのがデメリットとなっています。
民事訴訟で慰謝料を請求する
3つ目の方法は、法的手段を用いた民事訴訟で慰謝料を請求することです。
話し合いでも解決しない場合、不倫を否定している場合、相手の提示する金額が相場よりも低い場合などに、弁護士を利用して訴訟を起こして慰謝料を請求していきます。
民事訴訟の場合は、先ほどお伝えしたように具体的な証拠などが必要となってきます。
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ダブル不倫の慰謝料はどれくらい?増える条件は?
既婚者がお互いに不倫の関係を持つダブル不倫ですが、実際に慰謝料を請求されるとどれほどの額になるのでしょうか。
浮気や不倫の慰謝料は平均すると100~300万円が相場となっていますが、慰謝料の金額は法律で規定されている訳ではなく個別の事情を見て判断されます。
- 精神・肉体的苦痛の大きさ
- 家庭への影響度
- 不倫関係への本気度がわかる証拠
- 当事者の収入など社会的地位
ダブル不倫では慰謝料の金額が高くなってしまうケースもあり、その理由を4つに絞ってご紹介します。
慰謝料が増えるケース①:精神・肉体的苦痛の大きさ
慰謝料を決める際に真っ先に見られるのが精神・肉体的苦痛の大きさです。
様々な事項から算定することができ、例えば婚姻期間が長ければ長いほど傷つけられる信頼関係が大きいため、慰謝料は多くなる傾向があります。
また不倫によって睡眠障害やうつ病を起こしている場合には、かなり大きな苦痛を受けていると判断されるでしょう。
慰謝料を決める際には、不倫によって引き起こされた様々な事象を総合的に判定されていきます。
慰謝料が増えるケース②:家庭への影響度
ダブル不倫などが起きると、それぞれの家庭では大きな混乱が起きてしまいます。
特にお子さんがいる場合などでは、夫婦生活が健全に送れなくなってしまうことで将来の可能性への影響もあるのです。
こういった場合では慰謝料が高額になりやすく、養育費といった別の問題にも発展します。
巻き込む人数が多ければ多くなるほどダブル不倫の慰謝料は高くなりやすいでしょう。
慰謝料が増えるケース③:不倫関係への本気度がわかる証拠
ダブル不倫の慰謝料を決める際に、当事者がどれだけ不倫関係に前向きだったのかも重要な指標になります。
例えばダブル不倫が続いた期間の長さや連絡の頻度などが基準となるでしょう。
またダブル不倫の中でどちらが主導権を握っていたかも重要で、主体的に不倫関係を続けていると慰謝料が増額されることもあります。
慰謝料の額を増やしたいと思っている方は、連絡の履歴などを探ってみるといいかもしれません。
慰謝料が増えるケース④:当事者の収入など社会的地位
ダブル不倫をした際の相手方の社会的地位も、慰謝料を大きく作用します。
企業で要職に就いている方や自ら会社を経営することなどで高収入を得ている方は、請求できる慰謝料の金額が多くなる傾向があるのです。
また単純に年収だけで比較するのではなく、年齢差などが大きいことでも慰謝料が増えることもあります。
ダブル不倫が起きた際には当事者の社会的な地位を見てみると、慰謝料の増減が分かりやすくなっているのです。
ダブル不倫で慰謝料を請求する際の注意事項は?
様々な事情によって慰謝料が変動するダブル不倫ですが、請求する際に気をつけるべきいくつかの注意事項をご紹介します。
ダブル不倫だからこそ気をつけなければならない点もありますので、しっかりと確認しておきましょう。
慰謝料の請求に意味がないケースも
ダブル不倫が発覚しても双方に離婚の意思がない場合は、損害賠償の請求を行なっても金銭的な面で見れば、意味がない場合があります。
不倫の被害者となった方は自身のパートナーに慰謝料を請求できますが、金銭は同一の家庭内で移動するため実質的な利益にならないのです。
また不倫相手側の家庭にも慰謝料を請求することができますが、同時にこちらが請求の対象でもあるため同じく利益はありません。
このようにダブル不倫では慰謝料を請求してもプラスマイナスが0になってしまうケースがあるため、示談で解決する事例も多いようです。
しかし、金銭的に見れば意味がないかもしれませんが、不倫関係を終わらせることはできます。
不倫相手と比較して条件が不利なら注意
先述したように、ダブル不倫の際の慰謝料は様々な事項を総合的に見て決定されます。
この際に重要なのが不倫相手の夫婦との差異で、ご自身の婚姻期間の方が短い場合は認められる慰謝料が少なくなってしまうのです。
仮にお互いの夫婦で慰謝料の請求をし合うことになった時に金銭的なダメージが大きくなってしまうため、示談といった穏便な解決をおすすめします。
ただ他にもお子さんの有無や収入面の違いも大きいため、慰謝料請求を検討する際は慎重さも非常に重要です。
ダブル不倫の慰謝料請求なら弁護士に頼むべき
ダブル不倫が発覚して、いざ慰謝料請求となってもイマイチどのようにすればいいのか分からない方がほとんで、多くの方が弁護士に頼ります。
弁護士を利用することで、自分で行うよりも確実で迅速な対応を期待できます。
代理人として行動してくれる
弁護士を利用することのメリットの1つ目は、代理人として行動してくれることです。
弁護士があなたに変わって様々な専門知識を活かして、一番良い結果となるように代理となって行動してくれることで効率的に行動することができ他精神的にも安定させることができます。
自分で慰謝料請求するのは困難なので、自分がそのような状況に陥ったら、まずは弁護士に依頼してみることをおすすめします。
交渉を有利に進めてくれる
弁護士を利用することのメリットの2つ目は、交渉を有利に進めてくれることです。
不倫相手との交渉において依頼者にとって有利に進むように最善をつくしてくれることで、請求できる金額を増やすことができたり、逆に自分が請求される場合その金額を減らせるように交渉してくれます。
弁護士は法のスペシャリストなので、安心して依頼することができますね。
まずは不倫している証拠を掴む必要がある
前提としてあるのは相手が不倫している証拠があり、不倫していることが確定している場合に初めて弁護士を利用することができます。
そのため不倫をしている証拠を集める必要がありますが、その場合は探偵事務所を利用してみてはいかがでしょうか?
探偵事務所は不倫の証拠を掴むのはもちろんのこと、アフターフォローで弁護士紹介受けられるなどのメリットもたくさんあります。
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自分で証拠集めが不安な方は「原一探偵事務所」
これまでダブル不倫の慰謝料は取ることができるのか、慰謝料が発生する条件などについて詳しく解説してきました。
慰謝料を請求するには前提として、パートナーが浮気している確固たる証拠が必要になりますが、単独での調査には限界があるのが現実です。
ここで紹介するおすすめの探偵事務所の「原一探偵事務所」は、高い調査力やメディアにも出演経験があるような魅力の多い探偵事務所となっています。
- 業界トップクラスの調査力&実績
- 法令遵守のクリーンな調査
- アフターフォローが手厚い
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業界トップクラスの調査力&実績
原一探偵事務所の特徴の1つ目は、業界でトップクラスの調査力と実績があることです。
ダブル不倫は互いの警戒心が強く簡単にボロはでませんが、特殊な車両や特殊な機材を利用することで、一瞬の隙を逃さず確実に証拠を掴んできてくれます。
探偵事務所を選ぶときには調査力があるのかは大事な基準ですが、原一探偵事務所は業界でもトップクラスなので安心して依頼することができるでしょう。
探偵事務所を選ぶ際に調査力や実績を重視したい方は原一探偵事務所がおすすめとなっています。
法令遵守のクリーンな調査
原一探偵事務所の特徴の2つ目は、法令遵守のクリーンな調査を行っていることが挙げられます。
探偵事務所は「探偵業の業務の適正化に関する法律」に則って、探偵業を行っていかなければなりません。
しかし、多くはないですが上記の法律の従っていない探偵事務所も存在し、せっかくダブル不倫の証拠を掴んだとしても違法な調査を行っていた場合証拠を適切に使うことができないケースもあります。
原一探偵事務所に関しては法律に則って合法な調査を行っているので、安心してい依頼することができます。
アフターフォローが手厚い
原一探偵事務所の3つ目の特徴は、アフターフォローが手厚いことです。
浮気調査が終わって法的処置や和解に向かっていく流れが通常ですが、ダブル不倫の場合は特に条件が複雑だったりするのでどのように行動するべきなのか分からないことも多いでしょう
そんな時、原一探偵事務所は充実したアフターフォローを提供してくれます。
原一探偵事務所は依頼者の希望に合わせた専門のアドバイザーからの提案を受けることができたり、無料での弁護士の紹介を行ってくれるなどのサポートを受けることができます。
お互いにダブル不倫した際の慰謝料|まとめ
ダブル不倫で慰謝料を請求することは可能ですが、請求するためにはいくつかの条件をクリアしていないといけないようですね。
また、取れる慰謝料は当事者の社会的地位や収入に依存するため請求できる金額にもかなりの差があるようです。
実際に相手が不倫してそうだと感じても中々証拠を集めるのが難しく、自分で1人で行うと思うと失敗してしまう場合が多いです。
そんな方は探偵事務所を利用するのも1つの手段となっており、原一探偵事務所では業界でもトップクラスの調査力に、充実したアフターサポートもあるので安心して依頼することができます。
相手の不倫を疑っている人は、まずは無料相談から行ってみてはいかがでしょうか?